どうも、大阪の島本町で慢性的な症状を専門にメンテナンスケアをしております鍼灸整体師の田部です。今回は「なぜ、ストレッチの効果が出ないのか?その理由を徹底解説!」というテーマでお話していきたいとおもいます。
あなたは、ストレッチを正しく行えていますか?の質問に即答で「はい」と答えられますか!
正しくと言われると自信が無くなりますよね。
では、あなたはこんな経験をしたことはありませんか?
・毎日、ストレッチをやってるのに効果を感じられない
・ジムに通ってストレッチをしているのに腰痛が治らない
・あらゆるストレッチ本を見て頑張っているのに効果が出ない・・・
一つでも思い当たるものがある人は、ストレッチに対する認識を間違えている可能性があります。
あなたの結果はいかがでしたでしょうか?
もし、あなたがストレッチに対する認識が間違っていたとしても大丈夫ですので気を落とさないでくださいね。
あなたのストレッチに成果が出なかったのは知識不足が原因だとしたら、それを補えばいいだけですから!
なので、私が今からお話していくストレッチについての知識を知れば効果も自ずと出てくるので一緒に学んでいきましょう!
それでは、今まで知らなかったストレッチの新世界を見にいきましょう。
目次
1.なぜ、ストレッチの効果が出ないのか?
ストレッチの効果が出ない理由は多くあると思いますが、一番多い理由はコレではないでしょうか?
「継続できない」
ストレッチは良いものとわかっているけど続けられないという方が多くおられます。
なぜ、続けられないのか?
継続できないのには、理由があります。
それは、ストレッチのことを理解できていないからです。
ストレッチのことをする理由を理解すれば自ずと継続できるようになります。
なので、今からストレッチについて詳しく見ていきましょう。
1-1 ストレッチを継続できない理由
ストレッチが継続できないのは、先ほども言いましたが、ストレッチをする理由が理解できていないからです。
では、ストレッチをする理由として頭に浮かぶものといえば、
「カラダを伸ばす」
「筋肉を緩める」
「関節の可動域を増やす」
「運動できる状態にする」
などがありますが、これはストレッチをすることによって得られるその場の効果であり、ストレッチをすることで目指すゴールではありません。
その場の気持ちよさや効果も大事ですが、継続させるためには、その先のゴール(役割)を知る必要があります。
- カラダを伸ばしたからどうなるのか?
- 筋肉が緩んだからどうなるのか?
- 関節の可動域が増えたからどうなるのか?
と疑問を持ち、その先の目標を目指してこそストレッチの効果が出せるということなのです。
ゴール(役割)が見えていないストレッチをやりなさいと言われても意欲も出ないし継続しなくなってしまいます。
なので、ストレッチのゴール(役割)を知れば続ける意欲が湧き継続できるということになるということになるのです。
では、ストレッチのゴール(役割)とは何か?
をあなたも少し考えて見てください。
ヒント:先ほどのストレッチの細かな効果を全て含んだものです。
わかりましたか?
ちょっと難しいですよね!
ストレッチのゴール(役割)2つあります。
1つ目は、「現状の年齢に応じたカラダが持つ最大限の力を発揮できるようにすること」です。
そして、もう2つ目も大切な役割で、
それは、「その最大限の力が発揮できる状態をキープさせること」です。
「要するにカラダを良い状態にして、その状態を保つこと」ですね。
その結果「毎日を快適な状態で過ごせるうえに、様々な症状を未然に防げる理想のカラダを手に入れられる」ということができるとわかれば誰でもストレッチを継続しますよね!
1-2 ストレッチの効果を出せない理由
1、ストレッチの効果を出せないの理由としては、
- ストレッチ継続させることができない
- ストレッチの種類を理解していないから
の2つが関係しています。
まず1つ目は、先ほど説明した継続させることができないとストレッチは効果を発揮できません。
先ほどのストレッチの役割を理解したら、健康な状態で快適な生活を送れるカラダを手に入るという目標ができるので継続はできます。
ですが、ストレッチはすぐに効果が出ると勘違いしている人も多く「2〜3日したけど結果が出ないからやめました」と短期間であきらめる方もおられます。
非常にもったいないです。
ストレッチをやろうと思ったのに、知識が足りなかっただけで良い成果を出せないなんて・・・
ストレッチは継続すると必ず成果は出ます。
なので、ゴール(役割)をしっかりと理解して継続しましょう。
「継続する」ということは、たぶん全てのストレッチ本を見ても書いてあると思うので覚えておきましょう!
次に、2つ目の継続できない理由はストレッチにも種類があるということ知らないからです。
この種類というのは、静的ストレッチ(静止した状態でするもの)や動的ストレッチ(カラダを動かしながらするもの)などの細かなやり方の違いではなありません。
では、何の種類かと申しますと
「ストレッチをするタイミングの違いの種類」のことです。
具体的に言うと、
- ケアのためのストレッチ
- 予防のためのストレッチ
があります。
この2つのストレッチについては、次の章で詳しくみていきましょう!
2.ストレッチには種類とは?
前章でお話した2種類のストレッチを具体的に言いますと、
「痛みなどの症状がある時にその症状を改善させるためにするセルフメンテナンスのストレッチ」
「痛みなどの症状がない時から予防のためにおこなう予防のストレッチ」
があります。
2つのストレッチを詳しくみていきましょう。
2-1 セルフメンテナンスのストレッチ
まず、メンテナンスケアのストレッチですが、これは例えば慢性腰痛などの症状が既に発症している状態を改善させるために行うストレッチです。
なので、このストレッチは治療院などに症状のメンテナンスケアを受けにいきながらするストレッチとなります。
予防のためのストレッチの説明をする前に、今まで鍼灸院や整体院などの治療院という所でメンテナンスケアを受けたことがない人もおられると思うので簡単にメンテナンスケアの内容を説明しますね。
例えば、慢性の腰痛でメンテナンスケアを受けに行くとします。
まず、治療院の先生があなたの慢性腰痛の状態を問診や検査でしっかりと把握してくれます。
そして、あなたの状態に最適な治療プランを提案してくれます。
この治療プランの中に先生が行うメンテナンスケアとあなたが行うセルフメンテナンスがあり、後者のセルフメンテナンスの中にストレッチが含まれます。
セルフメンテナンスとは何か?
セルフメンテナンスとは、症状を改善に導くためにあなた自身が行うものです。
その内容は、ストレッチ、運動、体操、など症状の改善させるために必要なものがあります。
このセルフメンテナンスと治療家のメンテナンスケアの力が揃って初めて治療効果を出すことができます。
どちらかの一方がかけると効果は半分ではなく、それ以下になります。
2-2 予防のためのストレッチ
続いては予防のためのストレッチですが、こちらは皆さんがご存知のストレッチだと思います。
ただ、ストレッチを行う9割ぐらいの方がストレッチを間違えて認識しています。
「ストレッチは、筋肉を伸ばすことやろ」
と言われるかもしれませんが、ただ伸ばすだけではダメなんです。
では、いったい予防のためのストレッチの何を間違えて認識しているのか?
それは、大きく分けて2つあり、ストレッチを行うタイミングとやり方です。
1つずつ見ていきましょう。
まず、予防にためのストレッチを行うタイミングというのはとても大事なことで、これを間違えて認識している方がすごく多いです。
あなたに質問です。
ストレッチの効果を発揮できるタイミングは次のどれでしょう?
- 痛みなどのない時からストレッチを始める
- 少し腰などに痛みを感じてきたのでストレッチを始める
- 痛くて動けなくなってからストレッチを始める
少し、真剣に考えて見てください。
あなたの答えは何番でしたか?
ゆっくり考えたら、1番が正解だとほとんどの方はわかると思います。
しかし、実際には2番や3番のタイミングでストレッチを始めていませんか?
私のコリトル鍼灸整体院に来られる方の9割以上が2番か3番のタイミングでストレッチをしていたと言われていました。
ストレッチとは、予防のためにするものなので1番の痛みなどのない時から始めるのが当たり前なのです。
ですが、実行にうつせないという気持ちもよくわかります。
だって、どこも痛くもないし毎日快適に動けてるのですからストレッチなんてやる気になりませんよね!
でも、ここで1つ想像して見てください。
今年は特に多かった自然災害などで、いつもは当たり前に使えていた、水道、電気、ガスが急に使えなくなるとどう思いますか?
いつもの当たり前に感謝しますよね。
普通の状態が一番幸せと感じれますよね。
カラダも同じだと思いませんか、痛みもなく動けるからといって使い放題での疲れもため放題では、いつかカラダに限界がきます。
その限界が痛みを伴う症状で、例えばぎっくり腰のような激痛を伴うものだったら動くこともできなくなります。
その時、普通のカラダに戻りたいと思いますよね。
でも、溜めすぎた疲労がある限り簡単には治りません。
そこで、思うのです。
「痛みのない時からストレッチを始めておけば良かった」と。
痛みのない時からストレッチをするということは、どのような効果があるのか?
それは、快適な生活を送れる状態のカラダをキープさせることができるのです。
これこそが、ストレッチの役割です。
もう1つの間違いは、やり方です。
これは、ストレッチトいうと痛みを感じるまで伸ばす人がいますが痛みを感じるストレッチは逆効果です。
ストレッチというものは、気持ちいい感じの伸びを基本とします。
この力加減を間違えている方が多いので注意してください。
良い力加減は、気持ちいいぐらいの伸び感を感じながら10秒ぐらいキープさせることです。
この感覚が分かれば自ずとストレッチ効果は出てきます。
3. ストレッチを効果的に行う方法とは
前章の内容と重複する部分もありますが、ここからはストレッチ効果的に行う方法についてお話します。
3-1 タイミング
先ほども紹介した2種類のストレッチを間違えないようにすることが大前提となります。
どれだけ良いストレッい方法を教えてもらっても、タイミングを間違えれば効果は発揮できません。
なので、現在のご自身の状態に合ったストレッチを選択しましょう。
3-2 メンテナンスケアのストレッチを効果的にするには
次に、セルフメンテナンスのストレッチについて詳しくみていきましょう。
では、具体的にセルフメンテナンスのストレッチは、どんなストレッチを何回すればいいのか?
これは、case by caseです。
具体的にいうと、その時々の症状によって必要なストレッチが違います。
なので、症状の度合に合わせてストレッチの種類と頻度を決めていけばいいのです。
「そんなこと言われても、どんなストレッチをしたらいいのかわからんわぁ〜」
と思いますよね。
でも、安心してください。
根本からメンテナンスケアを施してくれる治療家の先生は、カラダの状態に最適なストレッチを指導してくれます。
(注意:全ての治療院でストレッチ指導を行ってくれるとは限らないので、施術を受ける前に必ず確認してくださいね)
なので、その指示に従ってストレッチをすればセルフメンテナンスのストレッチで効果を出せます。
3-3 予防のためのストレッチを効果的にするには
ストレッチのタイミングも理解できたら、後は痛みのない時から始める予防のためのストレッチを正しく行う方法を知れば完璧ですね。
そのためには、予防のためのストレッチの効果を高めるのに必要なのことを知る必要があります。
その必要なこととは、
- 痛みのない時からストレッチを始めること
- 気持ちいいと感じるぐらいの力でストレッチをすること
- 呼吸をしながらストレッチをすること
- 10秒ルールを守ること
- 無理のない量のストレッチを継続すること
の5つがあります。
上記の5つを守りながらストレッチをすると自ずと効果が上がります。
詳しくは動画でご説明させていただきますのでご覧ください。
【ストレッチで予防効果を上げるために必要な5つのポイント】
まとめ
最後までブログをお読みいただき本当にありがとうございました。
今回の記事はいかがでしたでしょうか? 記事の感想や質問などがありましたら記事の終わりにあるコメント欄に気軽に書いてくださいね!
今回のストレッチについて書かせていただいだのは、せっかく時間を作ってストレッチをしているのに効果が出ないという方から多く質問をいただいたからです。
正しいの知識でストレッチをすれば効果は必ず出るので、
ストレッチのゴール(役割)を理解して
そして、ストレッチの種類を理解しましょう。
自分の状態に応じたストレッチを
効果的に行う5つのポイントを守ってストレッチをするだけです。
早速、今日からストレッチを始めてみてください。
そして、あなたのカラダに良い変化などがあればコメントで教えてください。